手頃な価格で日常的に楽しめる「ジャパニーズブレンデッドウイスキー」は、日本の酒文化に根ざした存在です。特にハイボール人気の高まりにより、角瓶、ブラックニッカ、トリスなどが再評価され、さらにプレミアム路線の碧Ao(アオ)も注目されています。
今回は、代表的なジャパニーズブレンデッドウイスキー4銘柄を実際に飲み比べし、香り・味わい・余韻・おすすめの飲み方などを徹底比較します!
比較するウイスキー4種
銘柄 | 製造元 | 主な原酒 |
---|---|---|
角瓶 | サントリー | 白州・知多・スコッチなど |
ブラックニッカ クリア | アサヒ(ニッカ) | カフェグレーン主体 |
トリス クラシック | サントリー | グレーン中心の軽快系 |
碧 Ao | サントリー | 世界5か国のブレンド |
1. サントリー「角瓶」:THE・ジャパニーズハイボールの王道
- 香り:ややスモーキーでバニラ系の甘さも
- 味わい:厚みのある穀物感、まろやかでバランス良好
- 余韻:短めだが心地よい
- おすすめの飲み方:ハイボール(レモンピール添えが◎)
▶︎ 評価:バランス型。食事との相性も抜群で、焼き鳥や揚げ物と好相性。
2. ニッカ「ブラックニッカ クリア」:まろやか&クセなし系
- 香り:ほのかな麦芽と甘い香り
- 味わい:とにかくスムーズ。雑味が少なく、アルコール感も穏やか
- 余韻:軽くさっぱりと消える
- おすすめの飲み方:ハイボール/水割り
▶︎ 評価:飲みやすさ重視派におすすめ。毎日の晩酌にぴったりな軽快ウイスキー。
3. サントリー「トリス クラシック」:レトロで親しみやすい味わい
- 香り:やや薬草っぽさとバニラ感
- 味わい:ライトだが少しビター寄り
- 余韻:ドライでスピーディ
- おすすめの飲み方:水割り/お湯割り(特に冬場に)
▶︎ 評価:コスパ重視。価格を考えれば健闘しており、特に温かい飲み方との相性が良い。
4. サントリー「碧 Ao」:世界のウイスキーの融合
- 香り:フルーティさとスモーキーさが複雑に絡む
- 味わい:シェリー、スモーク、ハチミツのような甘さも感じられる深み
- 余韻:長めで芳醇
- おすすめの飲み方:ストレート/ロック
▶︎ 評価:価格帯はやや高いが、”世界5大ウイスキー原酒”をブレンドしたプレミアムブレンデッドとして満足度高し。贈答用やゆったりした時間のお供に。
飲み比べのまとめ
銘柄 | 飲みやすさ | 香りの個性 | コスパ | おすすめ |
---|---|---|---|---|
角瓶 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 和食に合う万能型 |
ブラックニッカ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 軽快・毎日飲みたい人向け |
トリス | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | お湯割り・コスパ重視 |
碧 Ao | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ウイスキー中級者以上向け |
こんな人におすすめ!
- 初心者:ブラックニッカ/トリス
- 食中酒派:角瓶
- プレミアム志向:碧 Ao
まとめ|自分に合ったブレンデッドウイスキーを見つけよう!
日本のブレンデッドウイスキーは、価格・味わい・香りのバリエーションが豊富で、気軽に飲み比べを楽しめる魅力的なジャンルです。特にハイボール用や晩酌用として、家飲みライフの強い味方になること間違いなし。
今回紹介した4銘柄を飲み比べながら、自分好みの一本を探してみてはいかがでしょうか?
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