小樽といえば運河や歴史的建造物が有名ですが、実は知る人ぞ知る名酒蔵「田中酒造」も見逃せません!
明治32年(1899年)創業、北海道産米を100%使用した地酒づくりを、一年中行っている全国でも珍しい「四季醸造蔵」です。
今回は、そんな田中酒造の魅力をたっぷりご紹介します!

田中酒造の歴史 〜小樽と共に歩んだ老舗蔵〜
田中酒造は、1899年に小樽運河近くの色内町(現在の本店所在地)で誕生しました。
創業者は、岐阜県大垣市出身の田中市太郎氏。最初は焼酎とみりんの製造からスタートし、銘柄名は『宝川(タカラガワ)』でした。
1923年には清酒の製造を開始。しかし、戦時中の1944年には酒類製造の休業を余儀なくされる苦難の時代も…。
それでも1955年、三代目・市太郎氏が酒造りを復活!
観光客向けに酒蔵を改築し、製造場を見学可能な「亀甲蔵(きっこうぐら)」として新たな挑戦を始めました。
今では、北海道の四季を活かした日本酒造りを続ける小樽のシンボル的存在となっています。
酒蔵見学と無料試飲 〜小樽ならではの贅沢体験〜
田中酒造では、年中無休&無料で酒蔵見学を実施中!
ガラス越しに麹室や仕込みタンクを見学でき、所要時間は約10〜15分ほど。予約不要で気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。
見学後はお楽しみの試飲タイム!
代表銘柄「宝川」や、蔵元限定の日本酒、季節限定酒など約8種類を無料で試飲できます。

アクセス情報 〜本店と亀甲蔵、2つの拠点〜
田中酒造は小樽市内に2つの拠点があります。
- 本店
JR小樽駅から徒歩約10分。
住所:小樽市色内3丁目2番5号 - 亀甲蔵
JR南小樽駅から徒歩約10分。
住所:小樽市信香町2-2
どちらも無料駐車場完備、営業時間は9:05〜17:55です。
小樽観光と合わせて気軽に立ち寄れる距離なので、ぜひ両方訪れてみてください!
田中酒造のおすすめ商品 〜お土産にもぴったり〜
田中酒造といえば、やはり代表銘柄の「宝川」。
純米大吟醸、純米吟醸、純米酒などバリエーション豊富で、贈り物にもぴったりです。
さらに、北海道産米100%で仕込まれた新ブランド「北の一星」も注目株。
後志産の果実を使ったリキュール「小樽美人」シリーズも女性を中心に人気急上昇中です!
季節限定の「純米しぼりたて生原酒」や、出来たて新鮮な酒粕、甘酒も販売されており、訪れるたびに新しい出会いがあるのも田中酒造の魅力。
小樽を訪れるなら、田中酒造で北海道の恵みを味わおう!
四季折々の北海道の自然を感じながら、一年中日本酒造りを続ける田中酒造。
小樽観光の合間にふらっと立ち寄れば、きっと忘れられない日本酒体験ができるはずです。
ぜひ、歴史ある蔵で北海道産米の旨みをたっぷり味わってみてくださいね!
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