〜香り・味わい・余韻・おすすめの飲み方を徹底レビュー〜
南アルプスの麓、自然に抱かれた「白州蒸溜所」。その地で生まれる白州のウイスキーたちは、“森香る”個性豊かな味わいを持っています。
今回は、蒸溜所で実際に体験できる飲み比べから、白州・白州12年・白州18年・蒸溜所限定ボトルの4本を徹底的にレビュー。香り・味わい・余韻・おすすめの飲み方まで詳しくご紹介します。
1. 白州 ノンエイジ
香り
・青りんご、洋梨、レモンピールのような柑橘感
・ミントやバジルなどのハーバルな爽やかさ
・かすかに感じるスモーキーさ
味わい
・軽やかでフルーティな印象
・ハーブとシトラスが口の中に心地よく広がる
・淡い麦の甘さがやさしく支える
余韻
・短めながらもクリーンでスッキリ
・ピートのほのかな煙が静かに消えていく
おすすめの飲み方
・ハイボール:キレのある炭酸と合わせると、ミント感がより引き立つ
・軽めの前菜や天ぷらなどと好相性
2. 白州12年
香り
・青りんご、洋梨、白桃のフルーティさ
・バニラやハチミツの甘み
・ほんのりとウッディスモーク
味わい
・口当たりは柔らかく、繊細な甘み
・白州らしい清らかなフレーバーの中にバーボン樽由来のコク
・香木のような奥行きを感じる複雑さ
余韻
・ミディアムでなめらか
・フルーツとバニラの香りがふんわり残る
・ややスモーキーで静かな後引き
おすすめの飲み方
・ロックやストレート:温度変化で香りの層が変わるのを楽しんで
・白身魚のグリルやチーズと合わせて
3. 白州18年
香り
・完熟したプラムやレーズン、ミルクキャラメル
・バニラやチョコレートの濃厚な甘さ
・杉やヒノキのようなウッディな香りに、スパイスのアクセント
味わい
・厚みがあり、最初から豊かでコク深い
・熟成由来の甘さとビターが複雑に絡み合う
・優しいピートが全体を引き締める
余韻
・長く続く深い余韻
・樽香とフルーツ、わずかなスモークが何層にも現れる
・飲み終えた後も記憶に残る上品なラスト
おすすめの飲み方
・ストレート一択:ゆっくりと時間をかけて味わいたい
・濃厚な料理やデザート、または単体で“瞑想ウイスキー”としても◎
4. 白州 蒸溜所限定ボトル
香り
・爽やかな柑橘から熟した果実、時にはヨード香まで
味わい
・個性的かつ大胆。木の渋み、甘い樽感
余韻
・試験的原酒の組み合わせが、意外性のある後味を演出
おすすめの飲み方
・ストレート or テイスティング:蒸溜所内のバーで複数種を少量ずつ楽しむのが最適
・飲み比べによって白州の幅広い表現力を体感できる
まとめ|“森のウイスキー”を味わい尽くす、贅沢な時間
白州の4種は、それぞれが“自然との対話”から生まれたような個性を持っています。
気軽に楽しみたい白州NAから、繊細な調和の白州12年、深みと重厚感の白州18年、そして一期一会の蒸溜所限定ボトルまで──どれもが“森香るウイスキー”という共通点の中で、違った表情を見せてくれます。静かに自然と向き合うように、じっくりと五感で味わってみてください。
また白州を製造している、白州蒸留所についても特集しておりますので是非ご覧ください✨
☛【白州蒸留所見学レポート】白州試飲やテイスティンググラスのお土産情報など | お酒巡り
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