カナディアンウイスキーの特徴やおすすめ銘柄の味わいを特集!

ウイスキー

今回は五大ウイスキーの1つ、カナディアンウイスキーについて特集します!

定義とは?

まず、定義としては以下に当てはまるものとされています。

【定義】

①原料は穀物由来。そのもろみを大麦麦芽、またはその他の酵素(ジアスターゼ)により糖化し、酵母または酵母とその他微生物の混合物により発酵させたもの。

②熟成は700L以下の木製の容器で3年以上。

また、6カ月を超えない範囲で別の容器での熟成も認められている。

③糖化、蒸溜、熟成はカナダで行う。

④瓶詰め時のアルコール度数は40%以上。

⑤カラメルによる着色、香味を添加するフレーバリングが認められている。


カナディアンウイスキーは、カナダ国内で製造・熟成されたウイスキーの総称で、以下の特徴があります。

カナディアンウイスキーの特徴

  1. クセが少なくスムースな味わい
    • ライ麦を多く使用するが、まろやかで飲みやすい。
    • ストレート、ロック、カクテルにも最適。
  2. 「ブレンデッドウイスキー」が主流
    • トウモロコシ、ライ麦、小麦、大麦などの穀物を使用。
    • さまざまな原酒をブレンドし、バランスの良い味わいに仕上げる。
  3. 北米の広大な自然が生むクリーンな味わい
    • 澄んだ水と寒冷な気候が、すっきりとした仕上がりを生む。

歴史

カナダでウイスキー造りが本格化したのは、アメリカ独立戦争後のこと。独立を好まなかった一部の英国系農民がカナダへ移住し、ライ麦や小麦などの栽培を始めたことをきっかけに、ウイスキーの生産が始まりました。

カナディアンウイスキーが注目を集めたのは、アメリカの禁酒法時代。国内でのアルコール製造・販売が禁じられていたアメリカに向けて大量に輸出され、「アメリカのウイスキー庫」としてその地位を確立しました。禁酒法が撤廃された後も、アメリカ市場に広く浸透し、現在では世界5大ウイスキー生産地のひとつとして知られています。


おすすめのカナディアンウイスキー

では、特におすすめのカナディアンウイスキー2本をチェックしていきましょう!

1. クラウンロイヤル(Crown Royal)

🔥 特徴:カナディアンウイスキーの代表格。
🌼 香り:バニラ、キャラメル、ドライフルーツ。
🥃 味わい:スムースで甘みがあり、ウッディな余韻。
🎯 フィニッシュ:優しくクリーミーな後味。

👉 おすすめポイント:王室献上品として作られた高品質ウイスキー!



2. カナディアンクラブ(Canadian Club)

「カナディアンクラブ」で知られるハイラム・ウォーカー蒸溜所のあるオンタリオ州は、ウイスキー造りの中心産地として知られる。

🔥 特徴:世界的に人気のあるスタンダードカナディアンウイスキー。
🌼 香り:華やかな香り、クリーミー。
🥃 味わい:やわらかさの中に、芯のあるコクを感じる味わい。
🎯 フィニッシュ:軽やかで心地よく長いアフターテイスト。

👉 おすすめポイント:カクテルにもピッタリ!初心者にもおすすめ。


参考文献

今回の記事は一部下記の本を参考にしております。こちらもチェックしてみてください!

ウイスキーを楽しむ教科書 土屋守


ウイスキーの基礎知識 橋口孝司



まとめ:カナディアンウイスキーを楽しもう!

カナディアンウイスキーはスムースでクセが少なく、飲みやすいのが魅力です。
初心者でも楽しめる銘柄が多いので、ぜひお気に入りを見つけてみてください!🥃🇨🇦

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