今回は宮城県にある「宮城峡」蒸留所の見学ツアーについてご紹介します。
2024年11月に訪れた際の体験をもとに、見学ツアーや試飲の内容をお伝えします。
宮城県観光の際にはぜひ訪れてみてください!
蒸留所紹介
「余市と異なる蒸溜所で生まれたモルト原酒をブレンドし、より味わい深く豊かなウイスキーを作りたい」。
竹鶴政孝の夢の続きを実現するために、1969年に設立されたのが、ニッカウヰスキー第二の蒸溜所「宮城峡蒸溜所」です。
宮城峡蒸溜所は、宮城県と山形県の県境に近い新川(にっかわ)と広瀬川の合流地に建ちます。
蒸溜所の候補地を探していた竹鶴政孝が、この川の水で作った「ブラックニッカ」の水割りを飲み、その美味しさに感動して蒸溜所建設を即決した、というエピソードが残っています。
蒸溜の特徴として、初留4基、再留4基のポットスチルの加熱方法にスチームを使った蒸気間接加熱方式を採用し、体部分に丸い膨らみのある「バルジ型」**の形状を持つため、華やかで軽やかな宮城峡モルトを生み出しています。


試飲種類について
ガイドツアーでは、屋内内外の製造エリアを見学します。
ウイスキーの製造方法やニッカの歴史について、詳しい説明を受けることができます。
ガイドツアーは無料で、宮城峡を含めた3種類のウイスキーを試飲できます。訪問時に試飲したウイスキーは以下の3種類でした
- 宮城峡
- スーパーニッカ
- APPLE WINE
(ちなみに、5年ほど前に訪れた際もこの3種類でした。)
詳細は「商品紹介」セクションにてご確認いただけます。
また、隣接するBarでは、別料金でさらに多くのウイスキーを楽しむことができます。

宮城峡の味わい
香り
リンゴや洋ナシのようなフルーティーさ、甘く華やかな花の香り。樽由来のやわらかなバニラ香
味わい
ドライフルーツのようなスイートさ、滑らかな口当たり
フィニッシュ
麦の甘さ、ほのかなビター感。穏やかな樽香がやさしく広がる。
(参考文献:シングルモルト&ウイスキー完全バイブル 肥土伊知郎)
料金
ガイドツアーは無料です。有料ツアーもあります。
予約方法
原則として事前予約が必要ですが、平日の午前中などは、予約次第で当日受付も可能となる場合があります。
住所・アクセス
🚗お車の場合:広い駐車場があります。
🚆交通機関の場合:愛子駅よりタクシーで約30分、作並駅より徒歩で約40分
※作並駅からは送迎サービスもあるので、詳細は公式HPをご確認ください。
Website
詳細はホームページをご参照ください。
試してみたい方へ
宮城峡蒸留所の無料見学ツアーで試飲可能な商品のご紹介です。
「見学に行きたいけれど行けない。」
「見学の前に試してみたい。」
「ここのウイスキーを飲んでみたい。」
そんな方はぜひチェックしてみてください。
最後に
今回は宮城県にある、「宮城峡」でおなじみの「宮城峡蒸留所」見学ツアーについてご紹介しました。
宮城県観光の際に是非訪れてみてください!
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