クラフトビールファンの間で人気急上昇中の「IPA(India Pale Ale)」。
「IPAってよく聞くけど、どんなビールなの?」という方にもわかりやすく、IPAの魅力や種類の違い、おすすめ銘柄7選を、徹底的にご紹介します!
IPAとは?その起源と魅力を知ろう
IPAとは「India Pale Ale」の略で、18世紀のイギリスで生まれたビアスタイルです。インドへの長い航海でも劣化しないよう、ホップを大量に使用して防腐効果を高めたのが始まり。
IPAの特徴は、何と言ってもそのホップの香りと苦味です。ホップのフレーバーは柑橘系や松のような香りを持つものが多く、非常にフルーティーで華やかな味わいになります。また、アルコール度数も他のビールスタイルより高めなことが多く、しっかりとしたパンチが効いています。
IPAの種類
IPAにはいくつかのサブスタイルがあります。代表的なものをいくつか紹介します。
- 西海岸スタイルIPA (West Coast IPA)
透明感があり、シャープで苦味が際立つIPA。シトラス系の香りと清涼感が特徴です。 - 東海岸スタイルIPA (New England IPA / NEIPA)
濁りのあるIPAで、フルーティーでジューシーな味わいが特徴。苦味は控えめで、柔らかい口当たりです。 - ダブルIPA (Double IPA / DIPA)
通常のIPAよりもホップとアルコール度数が高く、より強烈な苦味とフルーティーな味わいが楽しめます。 - トリプルIPA (Triple IPA / TIPA)
ダブルIPAよりもさらにアルコール度数が高く、強烈なホップの風味とバランスが特徴のIPAです。
IPAの楽しみ方
- 温度は少し冷やしめ(7〜10℃)が香りと味のバランスを引き立てます。
- 香りを楽しむためにグラスに注ぐのがベスト。香りの違いを嗅ぎ分けるのもIPAの醍醐味!
- 料理との相性◎:グリルチキン、スパイシーカレー、ブルーチーズと好相性。
おすすめIPAビール7選!
さて、IPAを楽しみたいと思ったとき、どんな商品を選べば良いでしょうか。以下のおすすめIPAを紹介します。
シエラネバダ ペールエール(Sierra Nevada Pale Ale)
アメリカ・カリフォルニアの代表的なクラフトビールで、IPA初心者にも親しみやすい味わい。しっかりとしたホップの苦味と、フルーティーな香りが特徴です。西海岸スタイルのIPAを代表する一杯。
ギネス・インディア・ペールエール(Guinness India Pale Ale)
ギネスのIPAは、まろやかな口当たりと控えめな苦味が特徴で、初めてIPAに挑戦する方にもおすすめです。フルーティーで飲みやすいですが、ホップの香りもしっかりと感じられます。
ヤッホーブルーイング・インドの青鬼(日本)
日本でも人気のあるクラフトビールブランド、ヤッホーブルーイングの「インドの青鬼」は、IPAスタイルでありながらも、フルーティーで飲みやすい仕上がりです。日本国内でも簡単に手に入るので、IPA初心者にも試しやすい一品です。
ブルックリン ディフェンダーIPA(アメリカ)
アメリカンコミックをモチーフにしたIPA。ホップの香りが立ち上がり、バランスの良さが光る。
ベアードビール ライジングサン・ペールエール(日本)
静岡発のクラフトIPA。すっきりとした味わいに加え、日本人の舌にも合いやすい設計。
ブルームーン IPA(アメリカ)
クラシカルなIPAにオレンジピールのアクセントを加えた、爽やか系IPA。
常陸野ネスト だいだいエール(日本)
茨城県産の橙(だいだい)を使ったIPA。柑橘香とホップの苦味が見事に融合。
🎯 まとめ:IPAの世界は奥深い!
IPAは、ホップの個性を最大限に引き出したビールスタイル。最初はその苦味に驚くかもしれませんが、香りや味わいの豊かさに魅了される人が続出中です。
ぜひ、いろいろなIPAを試して、自分だけの「推しIPA」を見つけてみてください!
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