札幌にある「サッポロビール博物館」で、プレミアムツアーに参加してきました!
ビール好きなら絶対に訪れるべきスポット。
歴史を感じる施設と、美味しいビール体験をたっぷり楽しめる、大満足の内容でした。

135年の歴史を感じる精麦場
最初に案内されたのは、135年前に精麦場として開かれた施設。
ここには、平成15年(2003年)まで実際に使われていた巨大な釜がそのまま残されています。
- 直径6.1メートル
- 煙突の高さは10メートル
- ひとかま炊くだけで350ml瓶24万本分のビールを醸造

当時の大瓶(633ml)は1本16銭。現代のお金に換算すると5000円以上!
当時のビールは、特別な日にだけ味わう「贅沢品」だったことがよくわかります。
歴史の展示|ポスターや当時の広告も!
館内には、
- 明治時代から昭和にかけて使われた貴重なポスター
- ラベルデザインの変遷
- 旧サッポロビールの広告資料や、創業者・村橋久成氏に関する資料
などが豊富に展示されており、
日本のビール文化の歴史を視覚的にも楽しむことができます。

特に、ポスターはアート作品のような趣があり、見ごたえ抜群でした!

北海道産へのこだわりとビールの進化
サッポロビールは、民営化後も「北海道産の原料を使用する」ことが義務付けられていました。
1887年には日本初の生ビールが誕生。しかし、当時の生ビールは賞味期限がわずか2週間。
そこで登場したのが、保存性を高めた熱処理ビールです。
1903年には東京工場も完成し、製造量は業界トップに。
さらに「アサヒ」「恵比寿」「サッポロ」が合併し、サッポロブランドは一気に全国区へ拡大していきました。
「黒ラベル」の由来とは?
人気の「サッポロ生ビール黒ラベル」。
なぜ「黒ビール」ではないのに「黒ラベル」と呼ばれるのでしょう?
答えはシンプル。
瓶のラベルに黒色が使われていたため!
当時としては珍しかった黒いデザインが、次第に「黒ラベル」という愛称となり、今に至っています。
原料への飽くなきこだわり
サッポロビールは、大麦・ホップの育種(品種改良)にも力を注いでいます。
- 富良野産ホップを使用した、「SORACHI1984」
- 選び抜かれた北海道産大麦
契約農家と連携し、品質と安全性を守りながら、“サッポロならではの味” を追求し続けているのが印象的でした。
SORACHI1984はツアーでは飲めませんので是非ご自宅で!
プレミアムツアーでしか味わえない!復刻版ビールを試飲
プレミアムツアーのハイライトの一つが、復刻版ビールの試飲。
- 当時の冷蔵技術を想定して、ホップの苦味を強めに再現
- まろやかな飲み口の中に、力強い苦みとコクが共存
ビール好きなら一度は味わってみたい、特別な一杯です!
もちろん黒ラベルも試飲することができます!

インターネットでは復刻版ビールは買えませんが、黒ラベルはご購入可能ですので是非!
美味しいビールの注ぎ方もマスター!
スタッフさんから伝授された、缶ビールの美味しいグラスへの注ぎ方をご紹介!
- 勢いよくグラスの半分まで注ぎ、きめ細かい泡を作る
- 次にグラスの9割までゆっくり注ぐ
- 最後に泡を立てないよう優しく注ぎ足し、「泡6:ビール4」に仕上げる
この手順を守るだけで、
ビールの香りとまろやかさが一層際立つとのこと!
家飲みでも試したいテクニックです。
併設の「STAR HALL(スターホール)」でさらにビール体験!
プレミアムツアー終了後は、併設のバー「STAR HALL」へ。
ここでは、
- 黒ラベルの生ビール
- 復刻版ビール
- 限定醸造ビール
- 北海道限定「サッポロクラシック」
など、ツアー以外でもたっぷりビールを楽しめます!

おつまみも豊富で、柿の種やチーズなどビールにぴったりなものばかりでした。
まとめ 〜ビール愛に包まれる、最高の時間〜
「サッポロビール博物館」のプレミアムツアーは、
歴史、こだわり、そしてビールの美味しさを全身で感じられる、素晴らしい体験でした。
ビール好きの方はもちろん、北海道旅行の思い出づくりにもぜひおすすめです!
是非行かれてみてください!
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