ウイスキー好きなら一度は聞いたことのある「山崎」。
その中でも「NA(ノンエイジ)」「12年」「18年」は、日本を代表するシングルモルトとして高い評価を受けています。
本記事では、それぞれの特徴を詳しく比較しながら、飲み比べのポイントやおすすめの楽しみ方をご紹介します。これから山崎を味わいたい方や、プレゼント・特別なウイスキータイムに迷っている方にぴったりの内容です。
山崎とは? ― 日本が誇るシングルモルトの象徴
山崎蒸溜所は、サントリーが1923年に創業した日本初の本格モルトウイスキー蒸溜所。京都・大阪の境にある自然豊かな地で、ミズナラ樽やワイン樽など多彩な樽での熟成に定評があります。
多くの国際的な賞を受賞し、世界中のウイスキー愛好家からも支持されているブランドです。
山崎NA(ノンエイジ)の特徴と魅力
アルコール度数:43%
熟成年数:非公開(若い原酒主体)
味わい・香り
- 香り:洋梨、バニラ、はちみつ
- 味わい:軽やかで甘やかな口当たり。後味に少しビターさ。
- 印象:爽やかで飲みやすく、初心者にもおすすめ。
おすすめの楽しみ方
- ストレートまたはトワイスアップで繊細な香りを楽しむ。
- ハイボールでも香りが立ち、和食とも相性◎。
山崎12年の特徴と魅力
アルコール度数:43%
熟成年数:12年以上
味わい・香り
- 香り:熟したフルーツ、スパイス、ミズナラ樽のウッディな香り
- 味わい:豊かでコクのある甘み、バランスの取れた酸味と苦味
- 印象:日本らしい繊細さと奥行きが感じられる、完成度の高い一本。
おすすめの楽しみ方
- ストレートやロックで深みのある味わいをじっくり堪能。
- 和洋問わず、上質な料理とのペアリングに最適。
山崎18年の特徴と魅力
アルコール度数:43%
熟成年数:18年以上
味わい・香り
- 香り:ドライフルーツ、濃厚なチョコレート、樽由来のスモーキー感
- 味わい:滑らかで重厚、長く続く余韻。複雑さと熟成の深みが圧倒的。
- 印象:高級感あふれるリッチな味わいで、特別な時間を彩る一本。
おすすめの楽しみ方
- ストレート一択。少量ずつ時間をかけて味の変化を楽しむ。
- 特別な日に、大切な人と一緒に。
飲み比べのポイントまとめ
比較項目 | 山崎NA | 山崎12年 | 山崎18年 |
---|---|---|---|
香り | 爽やか・フルーティ | 熟した果実・スパイス | ドライフルーツ・濃厚 |
味わい | 軽やか・ややビター | コク・バランス良好 | 滑らか・重厚 |
余韻 | 短め | 中程度 | 非常に長い |
おすすめの飲み方 | ハイボール・トワイスアップ | ロック・ストレート | ストレート |
価格帯 | 比較的リーズナブル(入手困難) | 中価格帯(希少) | 高価格帯・プレミアム |
フードペアリングでさらに楽しむ!
- 山崎NA × 白身魚の刺身・枝豆
- 山崎12年 × 鶏の照り焼き・クリームチーズ
- 山崎18年 × 熟成チーズ・ビターチョコレート・ドライフルーツ
それぞれの山崎には、風味を引き立てるペアリングが存在します。ぜひお気に入りの一皿と合わせて試してみてください。
まとめ:山崎の飲み比べで見える「時間」の味
山崎NA・12年・18年を飲み比べると、「熟成による変化」と「樽の個性」がどれほどウイスキーの味に影響を与えるかが体感できます。
どれがベストかは、好みとシーン次第。気軽に楽しむならNA、贅沢に味わうなら18年。まずは12年から始めてみるのもおすすめです。
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