ミズナラ樽とは?ジャパニーズウイスキーの独自の個性
ウイスキー好きの皆さん、ウイスキーのラベルに書かれた「ミズナラ」って気になりませんか?
「ミズナラ樽で熟成されたウイスキーが気になるけど、どんな味や特徴があるのかイマイチ分からない…」そんないまこそ読んでほしい、ミズナラ樽の魅力についてご紹介します!
ミズナラとは?
ミズナラは、日本独自の木材で、北海道や東北地方を中心に自生する「水楢(ミズナラ)」という樹木から作られます。
その特徴は、他の樽材に比べて柔らかく、液漏れしやすいところにあります。成長が遅いため供給が限られ、非常に希少な木材として知られています。実はこの木材、家具や建材としても使われますが、ウイスキー熟成においても日本ならではの独特の風味をウイスキーに加えることで、その存在感を発揮します。
ミズナラ樽の特徴
ミズナラ樽で熟成されたウイスキーは、他の樽では味わえない特別な香りを持っています。
主に感じられる香りは、白檀(サンダルウッド)や伽羅(キャラ)のような和風の香りで、まるでお香を焚いているかのような芳醇な印象が広がります。
これに加えて、ココナッツやバニラ、スパイスの香りがふわっと漂い、味わいも甘みとスモーキーさが絶妙に調和します。
しかし、この樽は柔らかいため、製造が非常に難しく、熟成にも時間と手間がかかります。そのため、ミズナラ樽で熟成されたウイスキーは、通常、希少で高級なアイテムとして流通しており、世界中のウイスキー愛好者から高い評価を得ています。
ミズナラ樽ウイスキーの歴史
ミズナラ樽を使用したウイスキーは、実は戦後の日本で誕生しました。
当時、シェリー樽やバーボン樽の輸入が困難となり、代わりにミズナラ樽が使われ始めました。その特異な香りに最初は戸惑いもあったものの、試行錯誤を経て、ミズナラ樽ウイスキーの魅力が発見され、今日では日本ウイスキーの代名詞とも言える存在に成長したのです。
個人的に好きなポイント
私自身、ミズナラ樽ウイスキーが大好きで、その魅力に取りつかれています。
特に好きなポイントは以下の4つです:
- 香りから美味しい – 一口含む前から、その豊かな香りに癒される。
- 食事に合う – 和食や洋食問わず、食事とともに楽しめるのが魅力的。
- おつまみ無しでも満足感がある – ウイスキーそのものの味わいが深くて、ついつい飲みすぎてしまいます(笑)。
- ロックもハイボールも美味しい – どんな飲み方でも、その味わいがしっかり楽しめます。
ちなみに、この記事を書きながらも、私のお気に入りのシーバスリーガルのミズナラを楽しんでいます!
おすすめ商品
ミズナラのウイスキーを試したい方は是非下記商品などでお試しください!
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ
- 種類:ブレンデッドモルトウイスキー
- 生産元:秩父ベンチャーウイスキー(日本)
- アルコール度数:46%
- 北海道産のミズナラ樽で追加熟成されたこのウイスキーは、複雑で深みのある味わいが特徴。
シーバスリーガル 12年ミズナラ
- 種類:ブレンデッドウイスキー
- 生産元:シーバスリーガル(スコットランド)
- アルコール度数:40%
- 日本のウイスキーファンのために作られた、はちみつのような甘さと香ばしいビター感が特徴。
ロッホローモンド ミズナラカスクフィニッシュ
- 種類:シングルモルトウイスキー
- 生産元:ロッホローモンド(スコットランド)
- アルコール度数:40%
- フルーティーで華やかな香りが特徴。
まとめ
ミズナラ樽で熟成されたウイスキーは、オリエンタルで華やかな香りが特徴で、他にはないユニークな魅力を持っています。希少価値が高く、その価値は年々高まっているため、ミズナラ樽ウイスキーに興味のある方は、ぜひその個性的な味わいを体験してみてください。
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